国は国民に対して「セルフメディケーション」による健康管理を求めており、
薬剤師や登録販売者はセルフメディケーションを支援する役目を担っているとされています。
また、薬局・薬剤師に対しては「かかりつけ薬局・薬剤師」への移行を求めており、
ＯＴＣ薬の取り扱いも要件のひとつとなります。
登録販売者にあっては、実質的にＯＴＣ薬のほぼすべてに対する責任が求められており、
さらなる研鑽が義務づけられています。
しかし、現在薬剤師の多くは保険薬剤師であってＯＴＣ薬販売の経験が少なく、
一方の登録販売者は薬学的な知識や経験が浅い状況にあると思われます。
本セミナーは、ＯＴＣ医薬品の基礎と現場の実態をふまえて、
実践的な視点からＯＴＣ薬学を学ぶ内容となっており、
登録販売者向けの継続研修の用件も満たしています。
この機会にＯＴＣ薬学を習得し、今後の業務に活かしていただければ幸いです。
対象：薬剤師および登録販売者（登録販売者継続研修を兼ねる）
主催： 特定非営利活動法人ふぁるま・ねっと・みやぎ
共催：合同会社風樹の杜
会場：風樹研修センター
〒980-0801 仙台市青葉区木町通1丁目1番11号朝日プラザ北一番丁１０１
TEL：０２２-７１３-８８２３
HP：http://www.fu-ju.com/
合同会社風樹の杜 風樹研修センター※地図の★印の場所です。
【特徴】
①要指導医薬品および一般用医薬品の販売に従事する薬剤師に対して
実践的な研修を提供することができる。
実店舗での実習を組み込んだコースも設けている。
②各分野の専門家が講師をつとめ、ＯＴＣ薬学の基礎と実践への理解を深められる
ようにカリキュラムが組まれており、少人数での対面型研修となっている。
③受講者の選択肢を確保できるように、実施曜日および回数(年に10回）を設定している。
研修時間は１回６時間とし、2回(2日）をもって完結とする。
④テキスト・資料は、講師の専門性及び経験を生かした著書をベースにして、
本研修の特長を活かした資料を加えたものとする。
【講師】
| 氏名 | 資格 | 専門分野 |
| 佐藤進 | 薬剤師・薬学博士 | 薬理学、漢方薬 |
| 戸田紘子 | 薬剤師・薬学博士 | 薬品化学、ＯＴＣ医薬品、健康食品 |
| 菅原和信 | 薬剤師・薬学博士 | 薬理学、臨床薬学、医療用医薬品 |
| 千葉卓男 | 薬剤師・薬学博士 | 薬事法関係、微生物学、生物化学 |
【日程】
研修は、Aコース（I、II、III）、Bコース（IV、V）の2種類とし、
各コースとも前編と後編をもって完結とする。
コース内での受講日の組み合わせは自由である。
| コース | 研修（前編）開催日〔6時間〕 | 研修（後編）開催日〔6時間〕 |
| A | 《I-1》2/12(金) 《II-1》4/8(金) 《III-1》6/10(金) |
《I-2》3/11(金) 《II-2》5/13(金) 《III-2》7/8(金) |
| B | 《IV-1》8/14(日) 《V-1》10/9(日) |
《IV-2》9/11(日) 《V-2》11/13(日) |
【内容】
講義は１コマ２時間とし、ＯＴＣ薬をグループ化して関連性を持たせたカリキュラムと
なっており、ＯＴＣ薬の主要部分をほぼカバーしている。
| 研 修 時 間 | 研修内容（前編） | 研修内容（後編） |
| 10:00-12:00 | １-１ 薬を安全に用いるために １-２変更等を含む関連法(2時間) |
５ 胃腸薬周辺の薬(2時間) |
| 昼休み50分 | ||
| 12:50-14:50 | ２かぜ症状周辺の薬(1)(2時間) | ６皮膚外用薬周辺の薬(1)(2時間) |
| 休憩10分 | ||
| 15:00-17:00 | ３かぜ症状周辺の薬(2) ４アレルギーが関与する疾病と薬(2時間) |
７皮膚外用薬周辺の薬(2)（1時間) ８ロールプレイ（１時間） |
【受講料】
受講料は１回あたり5,500円／１名（税込）とする。
ただし、２回（前編及び後編）一括支払いの場合は10,000円とする。
なお、受講料の支払い時に発生する振込手数料は、受講者が負担するものとする。
【受講申込方法】
ＨＰより専用申込フォームをダウンロードし、ＦＡＸまたはメール添付にて申し込む。
申し込み後、受講料の入金確認をもって申込完了とする。申込完了後に受講票を送付する。
申し込み先：特定非営利活動法人ふぁるま・ねっと・みやぎ
〒980-0801宮城県仙台市青葉区木町通1-1-11
朝日プラザ北一番丁101
Tel&Fax;022-393-7119
e-mail：pharm-nm@fj8.so-net.ne.jp
HP：http://www.pharm-nm.org/